看板の勘定科目はどれ?建物付属設備・構築物・器具及び備品を看板屋が分かりやすく解説

お店やオフィスの顔となる看板。新しく設置した際、経理の担当者やオーナー様がまず悩むのが「看板の勘定科目はどれにすればいいのだろう?」という問題ではないでしょうか。

建物付属設備や構築物、器具及び備品など、専門用語が並ぶと難しく感じるかもしれません。しかし、購入にかかった総額と、看板の構造を確認すれば正しい勘定科目が分かります。

本記事では、看板の勘定科目の分類について、代表的な看板の種類を例にプロの視点から分かりやすく解説します。

正しい仕訳の基準がシンプルに理解できるので、迷わず経理処理を進めるためにお役立てください。

目次

看板の勘定科目は金額と構造で考える

看板の勘定科目を正しく切り分けるためには、まず全体像を把握することが重要です。勘定科目の判断基準となる基本ルールは以下の4つに分類されます。

勘定科目判断基準
消耗品費総額が10万円未満の看板
建物付属設備建物に一体化して固定されている看板
構築物地面に基礎を作り独立して固定されている看板
器具及び備品建物や土地に固定されず移動や持ち運びができる看板

ここからは、これら4つの勘定科目について、それぞれの特徴と具体的な判定基準を解説します。

【消耗品費】10万円未満の看板

看板の種類や設置方法にかかわらず、取得価額が10万円未満であれば、すべて「消耗品費(または広告宣伝費)」として処理できます。

通常の資産であれば減価償却を行う必要がありますが、10万円未満の場合は購入した事業年度の経費として一括で計上できるのが特徴です。

なお、10万円未満かどうかの判定は、看板本体の価格だけでなく、送料や設置にかかった工事費用なども含めた総額(取得価額)で判断する点に注意が必要です。

【建物付属設備】建物に固定された看板

取得価額が10万円以上で、建物の外壁や構造体に直接、強固に固定されている看板は「建物付属設備」に該当します。

建物と一体化しており、簡単には取り外して移動させることができないものが分類されます。看板そのものが建物の価値を高める一部として扱われるのが特徴です。

【構築物】基礎で地面に固定された看板

建物とは連動しておらず、土地(地面)にコンクリートなどで基礎を作り、独立して固定されている看板は「構築物」に該当します。

建物の一部ではなく、土地の上に新しく建造された独立した工作物という扱いになります。強風や地震に耐えられるよう、地面の下に土台を作って設置される大型のサインなどが対象です。

【器具及び備品】持ち運びできる看板

建物や地面に固定されておらず、移動や持ち運びができる看板は「器具及び備品」に当てはまります。

工事をして建物の外壁や土地に埋め込む必要がなく、置くだけで使用できる独立した看板がこの科目です。他の分類と比べて、比較的簡単に撤去や買い替えがしやすいという特徴を持ちます。

看板種類と勘定科目の具体例

10万円以上の看板を設置した際、具体的にどの科目に分類されるのか、代表的な看板の種類ごとに解説します。

壁面看板・突出し看板は建物付属設備

建物の外壁や正面に直接取り付ける「壁面看板」や、建物の側面に突き出る形で固定する「突出し看板(袖看板)」は、建物付属設備に該当します。

これらは建物と一体化しており、簡単には取り外せない構造になっていることが多いためです。

代表的な具体例
  • 壁面看板
  • 突出し看板(袖看板)
  • パネル看板
  • ファサード看板
  • エントランスサイン
  • ウインドウサイン
  • 屋上看板(塔屋看板)

野立て看板・自立看板は構築物

道路沿いや敷地内の地面に、コンクリートなどで強固な基礎を作って設置する「野立て看板」や「自立看板」は、構築物に該当します。

建物とは完全に独立しており、土地の上に固定された工作物として扱われます。

代表的な具体例
  • タワーサイン
  • ポールサイン
  • 案内看板
  • 広告看板
  • 建植サイン

スタンド看板・デジタルサイネージは器具及び備品

店舗の入り口付近に置く「スタンド看板」や、映像を映し出す移動式の「デジタルサイネージ」は、器具及び備品に該当します。

これらは建物や地面にネジなどで固定されておらず、キャスターや手動で簡単に移動・持ち運びができるためです。夜間に店内に片付けるような置き型の看板は、器具及び備品に当てはまります。

代表的な具体例
  • 電飾スタンド看板
  • A型看板
  • T型看板
  • 移動式デジタルサイネージ
  • 置き看板

アドしんは看板のご提案から施工までワンストップで対応します

看板は種類ごとに役割が異なり、設置場所や目的に応じて最適な組み合わせを選ぶことが重要です。集客力を高めるものから、案内性やブランディングを強化するものまで、選び方によって店舗や企業の印象は大きく変わります。

しかし、どのような看板をどこに設置するかによって該当する勘定科目も変わるため、単体で判断するのは難しい場合があります。

看板の効果を最大限に引き出し、適切な経理処理を進めるためには、プロへの相談が確実な近道です。

アドしん」では、看板の設計・デザインから施工までワンストップで対応しております。お客様の課題や目的に寄り添い、最適なプランをご提案いたします。企画段階からのご相談も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

各種ご相談・お見積りを承っております。
小規模から大型案件まで、企画段階からご相談いただけます。

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関西一円を中心に自社スタッフが対応しております。中部・関東エリアも対応可能です。

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